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「開春楼」は、初代間渕喜六が創業した割烹店「鯛めし楼」の支店として、当表浜名湖弁天島温泉にのれんを掲げた割烹旅館でございます。振りかえれば百十余年、不肖、当代で五代目を数えます。
その間、ご皇族方をはじめ、各界有名人のご愛顧を賜わりましたことは、ひとえに皆々様方の暖かいお励ましの賜と深く感謝申し上げます。また、法人化なった「浜名湖観光ホテル」が三十周年を迎えた年に、九階建の施設を整え、その名も私どもには原点となる「開春楼」として新たなる歴史を刻むことができましたこと−まさに幸せの一語。改めてお礼申し上げる次第でございます。
このうえは、今まで培かい得ました数々の体験を私どものつたない知恵とし、それらを多彩なもてなしの機会に「こころ」として皆々様にお返し致すことが「開春楼」に科せられた使命と存じます。
お運びくださいました時「思いもよらぬ美空間」を感じていただけますよう、万全の策を施したつもりでございます。すなわち、旅館業の本筋を見詰め、日本にしかない割烹旅館の情緒を活かすことを第一義とし、それに都市ホテルの機能性を加えました。施設の有様はもてなしの基盤であり、当施設は、現代に「ハタゴの精神」を蘇らすことを念じた、私どもの一期一会にかける心意気でございます。
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